まちのお知らせ

トピック
一般
標題
普通救命救急講座開催
掲載開始日
000159
掲載終了日

メッセージ本文



渾身のマクラがなかった前回の記事が、この5年間でいちばんのアクセス数をカウントし
わかりやすくへこんでいる広報部です、ごきげんよう。
まあ人間というものは、失う時初めて眩しかった時を知ると言いますから、広報部の
マクラがなくなった時に、懐かしさの一歩手前でこみ上げる苦い思い出に言葉がとても
見つからないのはこっちじゃーい!!ということで、広報部の落ち込みを松田聖子と
竹内まりやでお届けしてみました。(大迷惑byユニコーン)




そんなこんなで、普通救命救急講座です。










4月7日(日)広島市消防局沼田出張所から角島副隊長と内田さまが
指導に来てくださいました。







参加者は20名以上。この講習は3時間という長丁場なのですが、救命救急の
基本知識が座学と実践でほとんど学べるとあって、参加者も真剣です。
ある程度の人数が集まれば、このように地域に出張して講座を開いてくれるのです。
ありがたいですね。
まずは自治会長の挨拶から始まります。








1時間のスライドで救命方法を学んだあとも、補足説明を丁寧にしてくれます。
私はこの講義を受けるのは3回目なのですが、受講するたびに少しづつ
内容が変わっています。
つまり、救急方法も日進月歩で変化しているんですね。
以前の常識がもう通用しないということも充分あるので、この講座は定期的に
受講するのをお勧めします。







座学が終わるといよいよ実践です。
まず角島副隊長が見本で胸骨圧迫を行います。
さすが胸骨まで一直線に伸びた腕と姿勢が美しい。
この角度がいちばん効果的に胸骨を圧迫できる姿勢なんですよ。









さて、参加者も実際に胸骨圧迫を行います。
初めての方も、以前に受講された方も全員実践。
意外にみんな上手ですねと、角島さんからお褒めの言葉が。








AEDの取扱も学習します。
AEDは音声に従って操作すると、誰でも使えるような設計にはなっているのですが
それでも経験しているに越したことはありません。








こちらも全員実習します。
救命救急で大事なことはまず「救急の環境を整えること」と角島副隊長。
倒れている人を見つけたら、気が急くのはあたりまえですがまず自分の安全を
確かめること。
応援してくれる人を呼ぶこと。
意識があるかどうか、呼吸をしているかどうか確認すること。
その手順を踏んでから、できる限りの救命処置を施すこと。









これらの手順を落ちついて行うには、こういった講習に何回も参加することが
いちばんだそうです。今回も、参加者の手元や手順を確認しながら、角島さんや
内田さんが丁寧にアドバイスしてくださいました。










約3時間半の講習が終わるとこのような修了証がもらえます。
救急車は平均8分で現場に到着するそうですが、救急隊が来るまでの間に
救命措置をしているかどうかで、その後の生存率や社会復帰率が大幅に
変わるとのこと。
短時間で救急隊が来るから何もしなくていいということではないそうです。
発見したらできるだけ早く救命措置を行うことに大きな意味がありますと
角島副隊長。









こんなハンドブックももらえます。
小さなお子様やお年寄りの誤飲に対する救急処置なども書かれています。
家に1冊あると、もしもの時に心強いですね。









沼田消防署のみなさんありがとうございました。
もっとたくさんの住民の方に受講してもらえるよう、自治会も啓蒙に努めますね。
ありがとうございました。






*
添付ファイル