まちのお知らせ

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一般
標題
いまさら2015年をふりかえる
掲載開始日
000096
掲載終了日

メッセージ本文


いや~、明けましたね。


明けてましたね、いつの間にか。2016年が。


年末年始は行事と会議と打合せが、メジロ押しどころか、もうちょい大型の
ヒヨドリ押しくらいだったんで、ブログの更新を明日しよう、明後日こそ取りかかろう
週末にはアップしよう、年末にはひとつくらい・・・とずるずる自分を甘やかした結果
もう世間は恵方巻きが席捲する時期に。


年始最初の記事が言い訳から始まるという、仕事のできない社会人の特徴を
全て装備した自治会スタッフNが、お届けします。



タイトル通りです。ざっくり行きます。


まず、年末に行われました餅つき&門松製作から。








良い門松は、素材から!ということで、今年も大塚上(おおづかかみ)にお住まいの
山根武尚(やまねたけひさ)さんから竹をわけて頂きます。
立派な竹が揃った竹林で、まっすぐ立ったねじれや日焼けのない、門松に適した
竹を選別します。









竹を選別し切り出したら、今度は伴にお住まいの藤廣敏男(ふじひろとしお)さんの
工房へおじゃまします。
藤廣さんは、門松製作の第一人者。
大学や幼稚園、病院、養護施設などに立派な門松を長年納めてこられた方です。
A.CITYが毎年住民たちで門松をつくっていることを知り、伝統文化を子どもたちに
継承したいという当自治会飯田会長の熱意に応え、なんと無償で門松製作を教えて
下さることに。









門松製作に選抜された役員7人が、3時間にわたって藤廣さんから手ほどきを受けます。
小雨が降り続け、気温の低い中でもみんな真剣。
1本の竹を約10分かけてゆっくり力を抜いて切ると、ささくれのないキレイな切り口に
仕上がることがわかりました。






(門松選抜隊「カドマツセブン」のみなさん)








A.CITYに戻ったら、今度は門松の組み付けです。
子どもたちや住民の方に、正式な門松を見せるため、藤廣さんの教えを忠実に守って
組み付けします。竹を提供してくださった山根さんが、A.CITYの門松製作に興味深々で
見に来られました。
実は山根さんと藤廣さんは、旧知の間柄。
自分の山で育った竹を、いい門松にしてもらいたいという思いがあったのでしょう。
様々な組み付けのコツや飾り紐の結び方を、武骨ながら親切に教えてくれる山根さん。







組み付けが終わったら仕上げの飾り付けを行います。
住民の方が育てているナンテンを貰い受けたり、やはりご近所の地主の方から
ご厚意で頂いた松や梅を活用して飾り付けが進みます。






できました~!!
門松はいろんな作り方がありますが、この「ワライ」がきちんとあること、いちばん
大きな竹がお父さんを表しているので、そばにお母さんと子どもの竹があることが
ポイントだそうです。家族円満・子孫繁栄を表現しているんですって。






12月23日から餅つき当日の26日まで、延べ4日間に渡って門松製作に関わった
みなさん。お疲れさまでした。
来年は、住民の方や子どもたちと一緒に、由緒正しい門松製作ができるといいですね。


藤廣さん、山根さんをはじめ、ナンテンを提供してくださったパレットの守井さん、梅を
毎年提供してくださる河本武彦さん(大塚上)ありがとうございました。





(餅つき編に続く)
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