国際ロータリークラブ第2710地区より
6月14日(土)第1回「情報共有講座」が毘沙門台集会所で開催され、町内会役員を中心に35名が参加しました。
開催目的は、社協、町内会の各役員が民生委員、児童委員の使命と役割について正しく理解し現況の課題を共有したうえで住民の皆さんの生活不安の軽減に協働して取組み、三位一体の取組みによる相乗効果を期待して開催されたものです。
今回は、広島市健康福祉局 地域福祉課 課長補佐 柳下 良悟様、地域福祉課 豊後 晶子様の2名を講師に「民生委員・児童委員の役割」について学びました。
講座では「広げよう地域に根ざした思いやり」と題して、DVDも使いながら、高齢者、障がい者、育児相談などで奮闘する民生委員・児童委員の奮闘ぶりが紹介されました。「個人情報の厳しい守秘義務」を持つことで地域での相談者の信頼を勝ち得ていることも紹介され、民生委員・児童委員の役割の大切さを実感できた学習会でした。
その他、民生委員活動状況について、全国平均、広島市平均、毘沙門台地区民生委員別に、実働日数、項目別活動件数等のデーターが報告されました。
住民の皆様が安心して暮らして頂けるよう、社協では「近隣ミニネットワーク」活動の充実に取組んでいますが、6月13日、社協事務所で、毘沙門台団地エリア全域をカバーする中国新聞販売所二社と、「見守り協定書」の締結を行いました。 今回の協定は、団地内に新聞を宅配されている、安東販売所、及び、緑井販売所の協力を得て、ご家庭にお届けする際に、新聞が溜まっている等の異変の情報があれば随時、民生委員長、または、社協事務局長に連絡を頂き、担当者と共に「お元気確認」にお伺して支援して行く仕組みで、万一、緊急の事態であれば関係先と連携し、皆様の安心をサポートして行くものです。
すでに、牛乳宅配の白バラ牛乳販売店様とも協定書を交わし、6月1日より見守りの活動が開始されています。 今後、社協は「ご近所助け合い、支え合い」活動を強化するとともに、ご家庭とつながりのある業者の皆さんとも連携して、安心に暮らして頂ける体制の充実に注力して参ります。