令和初の毘沙門天初寅祭が令和2年(2020年)2月4日(火)・5日(水)に執り行われました。ご承知の通り初寅祭は毎年、旧暦の初寅の日とその前夜の二日間開催されます。当日は年に一度の御本尊(毘沙門天さん)の御開帳もあり各地から、厄除け・商売繫盛・縁結び等々のご利益を願って多くの信者が参拝されます。
毘沙門天(多聞天)は元々 仏法を守る四天王の一人で、武神・北方の守護神であるとのことです。また、日本独自の信仰として毘沙門天さんは七福神の一神ともされ、昔から多くの人々に格別に親しまれています。
日本には八百万の神様がおられ、又、多くの宗教・宗派があります。神様と仏様が満ち溢れている幸せな国?です。
しかも神仏習合(混淆)という「考え方」を生み出し、非常に寛容性に富んでいると思います。
神や仏に祈りを捧げたり、何かをお願いをすることは 科学・情報技術の急速な進歩・発展で傲慢になりがちな人間の「性(さが)」や「業(ごう)」を反省しチェックする良い習慣・儀式ではないかと考えています。
近くて、ご縁があって、団地名に名前をお借りした「毘沙門天さん」末永くよろしくお願い致します。
( 2020/02/08 掲載: HP作成委員 1丁目 船岡 )