毘沙門台小学校
全校朝会「あいりちゃんの日」 開催される
毘沙門台小学校の「子ども安全の日」の取り組みとして、全校朝会「あいりちゃんの日」が開催され、見守り隊員の一人として参加しました。
11月20日(金)早朝8:25に保護者をはじめ、地域の交通安全推進隊・各団体の「見守り隊員」等々多くの関係者が登校時の見守りを兼ねて、体育館に参集しました。
最初に、校長先生の見守り隊関係者に対する感謝の気持ちを伝える挨拶があり、教育長のメッセージが披露されました。
10年前(平成17年11月)の矢野西小学校の忌まわしい事件を教訓にこのような事件を二度と起こさせないために、地域全体で子ども達の安全を守る態勢作りとその継続を今後とも注力していきたいとの趣旨でした。
続いて、木下あいりさんの冥福を祈って参加者全員で黙祷の後、1年生から地域の見守り隊関係者に感謝を込めた手作りの紙の勲章(ペンダント)を児童たち自らの手で首にかけてもらいました。また、3~5年生から町内会等組織の代表に感謝の気持ちを綴った作文集の手渡しがありました。さらに、6年生の代表からしっかりした口調のお礼の挨拶をもらいました。
毘沙門台地域では、事件後いち早く(平成18年1月)下校時の見守り隊を組織し、見守りを開始しました。そして、試行錯誤を重ねながらも現在まで維持・継続できており、その間、幸いにも児童に関わる大きな事故・事件も無く経過できている実績があります。
これは、①登下校マップの作成 ②下校時間の詳細な連絡 ③挨拶など児童の地域住民への接し方の教育 ④見守り隊員等に対する感謝に気持ちを伝える機会を作っていただけていること等々 学校側の絶大なるご協力と地域の皆さんのご努力のおかげです。
しかし、毘沙門台も高齢化が進み見守り隊員が年々減少しています。また、新しく見守り隊員になっていただける人も少なくなっており、維持・継続が危ぶまれる現実があります。今日のような集まりを催し感謝の気持ちを伝えていただき、見守り隊員は有難く、改めて活動の意義とやる気をもらいました。
見守り隊の活動が今後とも継続できることを願っています。
(掲載2015/11/22 HP委員・子供見守り隊員 船岡、写真:HP委員 原田)