お知らせ

    三年前の広島土砂災害を前に 
          その時 私は不思議な現象を見ました
                  ・・・「大蛇伝説」「土石流」の証か?・・・

 平成26年8月20日 早朝発生した土砂災害は 主に阿武山を中心に 四方八方 20数箇所に亘り 土石流が発生したものです。
 その山の山頂に水神さんを祀ってある小さな祠(貴船神社)の大きな石の屋根が前方に落ちていました。平坦な屋根でとても落ちるような石ではないのですが、なぜか前方に落下していたのです。奇しくも土石流の発生の前 7月中旬で 何か不思議な前兆を感じました。
 貴船神社には「昔 里人を悩ませていた大蛇を 八木城の香川勝雄が退治して 蛇身を 首・胴・尾の三体に分けて三か所に葬ったとして 首はこの地に、胴と尾は梅林小への降り道にあります」と記してあります。
 「大蛇伝説」は他にも 阿武山の中腹で大蛇を退治したとき 首が落ちて 血がたまった場所を 「蛇王池」として 碑 が八木地区にあります。
 その神社の屋根が落ちて 雨ざらしになっていたのです。
 この「大蛇伝説」は 過去にこの地域に起きた 「土石流」を なぞらえた ものと考えられます。


                                      (2017/05/11:掲載 2丁目 小迫 勝奏)