高齢者住宅可部施設見学研修


            高齢者住宅施設見学研修会 
                                                                                     に参加して
 
 広島も漸く梅雨明けをし夏本番となりました。
 
 7月23日 毘沙門台地区民児協、社協、シニアクラブの総勢19名が介護付有料老人ホーム メリイハウス・八千代病院 小規模多機能型高齢者専用住宅可部の施設見学研修会に参加しました。
 朝10時学区集会所メリイハウス専用の送迎バスで出発。

 先ず最初に訪れた場所は可部にあるサービス付き高齢者向け住宅のメリイハウス。施設に一歩足を踏み入れると職員の皆さん笑顔で挨拶をして下さり緊張も解れました。沢山の素晴らしい絵画が我々の目を惹きます。
 いよいよ職員さんの案内で施設内の見学が始まります。皆さんが集うリビングでは足湯やフットケアが設備してました又施設内共通の紙幣がありこれでお茶やコーヒー又おやつを購入してリビングで飲食ができるようです。
 続いて案内された場所がカジノ、ここでもやはり施設共通の紙幣を使って一室に設けられたルーレットや4,5台あるパチンコやコインゲームを楽しみます。職員さんによるとこうしたゲームをを通じて手先を使いボケ防止につながることを言われてました。入居者の方も負けまいと必死にそして童心に帰っておられるようにお見受けしました。居室は当然段差は無く小さな電気コンロがあって簡単な料理も出来、窓も大きく明るく開放的だった事が印象的でした。

 続いて又バスに乗り込み次の施設八千代病院に到着、ここでお昼を皆さんで頂きました。結構歩き続けたのでお腹はペコペコとっても美味しく頂くことができました。お腹もいっぱいになり一服をし最後の施設である介護付き有料老人ホームメリィハウスに向かいます。一番に目を惹いたのはエントランスのある大階段です。宝塚の大劇場を思わすかのような素晴らしい空間があります。
 そしてここでは2組に分かれて見学が始まります。綺麗に掃除が行き届いていて床が埃一つ無くピカピカで清潔な施設が印象的でした。又それぞれの部屋では書道を楽しんだり和室では茶室
もありお茶会もできたり又小さなスポーツジムも完備又歯科もあり安心をして暮らせる一つの社会形成のようなものを私は感じました。又屋上にある庭園では四季折々の草花を愛でることが出来心からくつろげる癒しの空間があります。最後に見たバリアフリー設計の居室は使いやすく、又職員の方との連携もナースコールがベッドの横にあり確実で安心だと思いました。以上が簡単ですがこのような順番で見学をしてまいりました。

 見学を終えてふと「老い」 について考えてみました。老いは平等に誰にもやってきます。今回の施設はまだ50代の自分にとっては理想のようにも思えました。このような施設設備があることは心強いと思います。果たして他の施設の現状はどうなのだろうか?と考えてみました。是非又このような施設の見学があれば参加してみたいです。そしてやはり原点には地域のコミュニケーション作りの必要性を感じました。人に優しい福祉の街づくりを目指していけたらと今回の研修を通じて学ばせていただきました。皆様有難うございました。炎天に負けず元気な夏をお過ごしください。

 
        (HP委員 2丁目 濱本、写真:毘沙門台地区民児協 会長 牧原)