★福田地区防災訓練を実施しました 2025.3.9
2025年3月18日 14時00分福田地区防災訓練(被害情報集約訓練)について
3月9日午前10時から、表記の防災訓練を行いました。これは近年頻発する地震災害を受けて、地震に対する避難体制づくりの一環として実施したもので、社協第4次5ヶ年計画3年目の計画(福田まちづくり協議会1年目の取り組み)として行ったものです。
当日、午前9時に福田地区自主防災連絡協議会と福田地区防災士会の役員が福木小学校の体育館に集まり、本番に備えた打ち合わせを行ったのち、10時にスタートしました。あらかじめ作成していた自主防災会のライングループとメーリングリスト、及び電話による連絡を各町内会・自治会の自主防災会長(一部町内会長)さんに入れ、その後各会長さんから各町内会・自治会の班長・組長さんなどの状況確認担当者に連絡。各担当者が担当する住宅の状況確認をしてその報告を返すという行動でした。早い所は11分後に異常なしの連絡が入り、最終は10時45分でした。この訓練に並行して防災士会やふくだLMO、福田社協のラインも利用して、訓練についてお知らせさせていただき、福田地区の多くの方に今回の防災訓練を知っていただくようにしました。
昨年末から事前の打ち合わせや会議を行い、各町内会・自治会の自主防災会長さんを訪問しての打ち合わせを行ったり、町内会によっては事前の役員会で打ち合わせを行うなど、さまざまな準備をしていたことが功を奏し、全ての町内会・自治会で予定時間内に確認行動と情報集約作業が完了しました。
実際にやってみると電話がつながらなかったり、事前の連絡が伝わってなかったりなど予想外の事情で遅れたというところもありましたが、役員レベルや班レベルでライン網を活用したところ、前日に役員会を開いて徹底していたところなどもあり、多くの町内会・自治会でスムーズにできたようでした。なお、町内会によっては班の広さが広範囲で、歩いて見てまわるのに予想以上に時間がかかったというところが2町内会ありました。
連絡終了後は福木小学校の体育館において約40分間ミーティングを行いました。自主防災会、防災士会からの18人と福田まちづくり協議会(ふくだLMO)の岡平会長さん、福田地区連合町内会長の安永会長さんも参加され、活発な意見交換ができ、今後につながる訓練になったと感じました。なお、今回は小学校の卒業式直前の為、体育館内での避難所開設は行いませんでしたが、5月18日(予定)の避難所開設訓練では、今回購入した備品類なども活用し、設置する予定です。また、学校のWi-Fiルーターが使えないことも判明し、市からの持参待ちでない迅速な対応の必要があることも話題となりました。
今後は震度5弱以上の地震が発生したら、すぐに手分けして被害状況を把握し、今回の連絡網に則ってすみやかに情報を集約する体制をとることも視野に入れながら、次年度、各町内会・自治会単位での避難訓練の実施や連絡網の整備などを進めていくとともに、馬木地区と連携した取り組みを進めていきたいと思っています。 今後とも、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
福田地区自主防災連絡協議会 越智 秀二 (写真 岡平・越智 )