寺分下町内会総会にて防災講演
3月29日(日)13時30分から約30分間の予定で、地震に備えての防災と避難訓練について説明をしました。参加者は18名のうち15名が高齢者でしたので、高齢者に重点を置いて説明しました。
いろいろとご質問やご意見をいただいたので、それへの受け答え等で結局45分くらいになりました。以下主な内容を列記。
1.緊急地震速報が鳴ったら絶対にやってはいけないことは?
3人の高齢女性に聞いたのですが、どなたからもすぐに答えが出ませんでした。正解は「立たない」。やるべきことは「しゃがむ」「身の安全確保」です。高齢女性の9割は転ぶと骨折するといわれていますが、地震時にとっさに正しく対応できないことが改めてはっきりしたので、この問題を少し丁寧に話しました。
2.福田で近い将来想定される被害地震はいつ頃起きる?
ほとんどの人が10年~30年以内と考えていました。しかし、震度5強以上の被害地震は明日起きても不思議ではありません。南海トラフ巨大地震の前に活断層が動いて発生する被害地震があることをほとんどの人が意識していません。広島湾の南方が最も危険で、そこには最も活動度の高い安芸灘断層群(M7級)に加えて、関東大震災級(M8級)の地震を起こす活断層もあることなどを説明。家具などの固定を早急にしておく必要性を強調しました。
3.2026年度から行う「一時避難場所」を設けた避難訓練
11月の最後の日曜日に実施。福田地区の全会員が対象で、町内会・自治会ごとに実施。安全な広い場所に集まって、何をするか、どういう役割分担が必要かを説明し、他の町内会の取り組み事例も紹介しました。この日の総会で役割を決めるとのことでした。
4.土砂災害対策
土石流の大きな特別警戒区域にも関わらず、人家の数が少ないことが理由で砂防ダムの設置対象とされなかったところについて、現在、他の方法を検討中であることを説明。木ノ宗山の南麓では過去約300年間大きな土砂災害がなかった可能性があるが、300年分の土砂が山に残っている上、松枯れやナラ枯れなどで崩れやすく、地下には大きな「水みち」も発達しており、八木のような豪雨時には大災害になることなどを説明し、早めの避難の必要性を訴えました。
文責:越智秀二