2026年3月29日 15時37分
[suiryu]
突然の事故、その時現場では
2026年3月25日、太田川沿いの県道271号線で、走行中のバイクに突然「鹿」が衝突するという衝撃的な事故が発生しました。バイクは転倒し、運転手の方は道路上で意識を失うという緊迫した状況に。
偶然にも車で通りかかったのが、はすが丘地区民生委員の佐々井さんでした。事故の当事者ではないものの、動かない運転手の方を目の当たりにし、即座に車を安全な場所に止めて救護へと向かわれました。
「備え」が生きた瞬間
実は、この事故の約1ヶ月前である2月26日に、口田地区民生委員児童委員協議会では「AED研修」が行われたばかりでした。佐々井さんはその研修で学んだばかりの応急処置を、迷うことなく実践に移しました。
同乗していた息子さんに救急車の手配を指示し、大声で周囲に助けを求めながら、懸命な救命処置を続けられました。最初は多くの車が通り過ぎてしまうという厳しい状況でしたが、立ち止まった広島交通のバス運転手?の方と協力して処置を継続。その結果、救急車が到着する前に、無事に運転手の方の意識が戻ったそうです。
謙虚なヒーローからのメッセージ
今回、インタビューに応じてくださった佐々井さんは、新任の民生委員として活動を始めたばかりの、非常に控えめでシャイな女性です。しかし、その行動力と冷静な判断力には、周囲からも感銘の声が上がっています。
佐々井さんは今回の経験を振り返り、非常に謙虚に次のような「学び」を語ってくださいました。
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太田川沿いは鹿の飛び出しに要注意: 今回のように、予期せぬ場所で動物と衝突する危険があります。
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場所の把握と周知: 救急車を呼ぶ際、現在地を正確に伝える難しさを痛感したそうです。
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AEDの場所を知っておく: 今回は研修用以外にすぐに使える場所が見つかりませんでしたが、日頃から設置場所を確認しておく重要性を再認識されました。
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救命講習の輪を広げる: 立ち止まった方の多くが処置の方法を知らなかったことから、訓練の重要性を強く感じたとのことです。
「あの時、もっとこうすれば良かった」と反省を口にされる佐々井さんの姿は、私たち地域の人間にとって非常に頼もしく、誇らしいものです。
今回の美談は、単なる偶然ではなく、日頃の研修と「助けたい」という強い意志が生んだ奇跡といえるでしょう。私たちも、いざという時に動けるよう、地域の安全意識をさらに高めていきたいですね。
佐々井さん、本当にお疲れ様でした!そして、素晴らしいお話をありがとうございました。

頼れるはすが丘民生委員さんの美談.pdf