お知らせ

  平成24年度 井原小学校の存続を求める会活動方針

 平成24年度は、複式学級は解消し、小規模ながらも1学年、1クラスの学校になりました。
 しかし、過疎化は進行しています。存続のためには更なる努力が必要です。
 
1 井原地区は、[井原の子供は井原で育てる] という伝統意識の強いところです。
   私たちは、引き続いて,保護者が井原に住み安心して子育てができるように
  地域ぐるみの子育て支援事業を推進いたします。
 
  ☆  放課後プレイスクールは
  
      開校日 ;  (時間) 15;30~17;30  (場所) 図書室、体育館、グランド
      夏休暇中; (時間)8;30~12;30     (場所)図書室、体育館、グランド、三篠川、北田城址、その他校外
              (活動内容)上記以外に、工作、料理、野外観察、魚釣り、カヌー体験など
                     スポーツ、室内遊び、読書、自主学習など 
              (午后)  水泳(プール)  
 ☆  留守家庭子供会[ふくろう塾」は 
  
             (時間) 17;30~18;30   (場所 )NPO法人マル愛事務所
             (活動内容)自主学習、読書、室内ゲームなど
 
 ☆  各種団体による小学校、子供会などと連携した子育て支援事業は
   
 
      随時、関係団体と協議して実施
 
2 私たちは、児童数を増やすために定住促進運動と転入生の受入れ運動を推進します。  
    ①定住促進の取り組みについて
     空き家、空宅地、遊休農地については地区内の情報を収集し、リストをつくり、希望者に配布いたします。
     連絡先:佐々木恒  Tel 828-0214 
 
   ②家族連れでの転入希望の皆さんには、現在建設中の住宅建設業者を紹介をさせて頂きます。
     建設地は、井原市駅へ徒歩5分、井原小学校へ徒歩6分ところです。
     連絡先;佐々木博信 Tel 828-0633
 
 
 
3 私たちは、井原地区をよりよく理解してもらうために、農業、自然体験事業を実施します。
   井原は純粋な稲作農村でしたが現在は ハウスを利用した野菜栽培が盛んです。
   神乃倉ネギで有名な中川農園や活力農業者の皆さんが成果を上げておられます。
 
   神乃倉公園の桜やもみじや、中世の根小屋式山城など名高い自然や史跡などもあります。
    農村生活の良さを体験していただくために、この夏休みには体験会を開催を計画しています。
    その時に井原子供会のの皆さんとの交流を深めて頂ければ幸いと考えています。 
    井原小への転入を考えておられ方は、是非ともご参加ください。
    この自然、農業体験会は、8月の中旬に開催する予定です。
     問い合わせ先:古川 東 TeL; 828-2330 
     
    

お知らせ

平成22年、23年度の井原小学校教育実践報告及び地域あげての支援事業報告
 
 ーーー複式学級を解消ーーー

 私たちは、井原小学校の教育を信頼し高く評価しています。
小学校教育を地域挙げて支援するために、子育て支援事業や児童数を増やす運動を推進してきました。
 おかげで平成24年度からは複式学級は解消することになりました。
  私たちは、この度の井原小学校に対する適正配置計画による統合の申し入れに反対いたしました。
  理由は、井原小学校の場合、市教委の指摘する複式学級の課題を克服できると思っているからです。
 
1 市教委の見解は
   「複式学級では基礎的な知識及び技能の確実な習得」
  「主体的に学習に取り組む態度の育成」には適した環境ですが、
  これからの社会を生きていく上でもとめられている「課題を解決するために思考力・
  判断力・表現力などの能力」の育成には 適した環境とは言えない状況があるとしています。
  改善点としては、課題を解決するために、多様な情報の中から目的に応じて必要な情報を取り出し、
  自分の考えをもち、それを表現し合える環境を構築することが必要としています。
 
2 それに対する私たちの見解は
  井原小学校には、複式学級が1学級ありましたが、他学年の児童数も5人いましたので、
 児童たちだけでなく教師も小集団での話し合いに参加し、児童の視点で、多様な情報を提供し、
 話合いを深めることができました。
  課題を解決するために、多様な情報の中から目的に応じて必要な情報を取り出し、
 自分の考えをもちそれを表現し交流しあえる環境を構築することは可能です。
  学習活動だけでなく、様々な児童会活動の中でも、課題解決力・生きる力は育てることはできます
 
 
3 井原小学校の取り組みは
  井原小学校では 少人数学級の良さを活用したきめ細やかな教育活動を推進しておられます。
  また、日ごろの努力の成果は学校だよりにのせておられます。
   (1) 学校の教育目標
       自主性・創造性に富み、たくましい実践力と豊かな感性をもった心身ともに健康な子どもをそだてる。
   (2) 期待する子供像(学校経営計画より)
        ☆ 進んで学び、最後までやり抜く子供           (学習主体の確立)
        ☆ 自分の考えを上手に表現できる子ども      (思考力、表現力の育成)
        ☆ 自分を見つめ、友だちを大切にする子ども (人間関係力の育成)
        ☆ 自分の体をしり、きたえる子ども                 (体力の育成)
   (3) 平成22年、23年度の教育実践の評価(学校だよりなどより)
       平成22年度は 5年生対象の「基礎基本定着状況調査」、6年生対象の「全国学力・学習状況調査」では、
      井原小学校は、5年生・6年生ともに広島県、広島市、全国の平均正答率を上回る結果になっています。
      平成23年度は、5年生対象の「基礎基本定着状況調査」は 平成22年度同様 広島県や広島市の平均を
     上回っております。
      6年生は、東北大震災のため全国調査ができませんでしたので比較できませんでした。
      井原小学校では 少人数学級であっても、先生方のご努力により、学習の成果を上げて頂いております
 

    

       井原小学校存続を求める会の見解
         
    平成22年11月7日 井原会館の様子   保護者か多数統合白紙撤回意見が続出

はじめに;
私達は 子どもたちのためにも また、少子・高齢化が進み、過疎化進んでいる故郷を活性化するためにも、井原小学校の
存続を願っているものです。しかし、子どもたちを泣かしてはいけません。存続を求める会としては、何をなすべきか検討し、
存続運動を推進していきたいと思います。 
 
<これまでの経緯;>

 
平成21年3月; 市教委、「広島市立学校適正配置のあり方の関する報告書」発表
平成22年1月21日; 「広島市立小・中学校適正配置計画(素案)発表

    小学校の適正配置対象校として、複式学級制小学校8校、1学年1学級の 小規模校16校を選定

   この度の適正配置対象校として複式学級制小学校8校を選ぶ。

    井原小学校は、学校統合方式対象校として高南小学校に統合する計画が発表された。

      1月28日; 井原小学校の存続を求める会結成、反対運動展開

      2月12日; 市教育長、市議会議長に存続の要望書提出

    反対の理由

  ① 平成17年; 共働き家庭保護者の要望により、留守家庭児童の居場所づくりとして「ふくろう塾」を設立。

    ② 平成18年; 井原小学校全児童対象に、地域ぐるみの子育て支援事業として 夏休暇を利用
     した「夏季ワークショップ」を 、地域住民のボランティア活動の支援を受けて、実施。

  ③ 複式学級解消のための取り組みが功を奏して、転入生もふえ、平成24年度には複式学級解消の見通
     しが立っていること
      11月7日; 市教委「適正配置計画説明会」開催
 
 
 井原小学校区の取組み;>

井原小学校は、市教委が言うように、子どもを育てるにはふさわしい環境ではないのか?

1 市教委の複式学級についての見解

(市教委の統合の根拠についての説明資料より)

 複式学級は 「基礎的な知識及び技能の習得」「主体的に学習に取り組む態度の育成には適した環境ですが、
   これからの社会を生きて行く上で求められている「課題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力などの能力」
   の向上には適した環境とはいえない状況がある。

 課題を解決する力をつけるためには、多様な情報の中から目的に応じた必要な情報を取り出し、自分の考えをもち、それ
   を表現し交流し合える環境を構築することが必要です。  
 井原っ子たちの寄せ書き 井原っ子の思いをこめて! 井原っ子の思いは真剣!