平成23年度「安心・安全なまちづくり」活動

中学生地域安全推進隊メンバーの感想文

 五日市観音地区青少年健全育成連絡協議会では、平成17年度から「安心・安全なまちづくり」活動の一環として、中学生地域安全推進隊メンバーを募集して実践活動を行っています。
 今年度も、9月10日(土)に研修活動を実施いたしました。今年度は、『少年犯罪 君ならどうするの?』のビデオ鑑賞の後、意見交換会を行って研修をしました。
 この活動に五日市観音中学校の生徒会執行部の10名の皆さんが参加してくださいました。参加してくださった皆さんの感想を紹介します。
五島さん
 私は、先日行われた中学生地域安全推進隊の実践活動について、ビデオ鑑賞や交番職員の方の話を聞きました。
 そして、私はその話を聞いて次のようなことを思いました。
 まず、万引きについて話したいです。
 万引きは、他の犯罪に比べ手軽にできるため、少年犯罪の中で約四割を占めているそうです。
 しかし、私はそれよりも、ビデオで男の子が言っていた事がとても衝撃的でした。
 小三の頃、友達が、「誕生日プレゼントに万引きしたやつをやるよ。」と言い、本当にくれました。あの時は見つかったらどうしよう、と夜も眠れませんでした。私はこれまで、万引きは小学校高学年くらいから高校生くらいの人がやってるのかなー、くらいの認識でした。しかし、現実はそんなものではなく、小学校三年生が、友達へのプレゼントに、万引きをしたというのが現実でした。
 では、なぜ子どもが万引きをするのか、どうすれば万引きを減らせるのでしょうか。
 子どもが万引きを減らせるのかは、難しい課題です。しかし、私が万引きをしないのは、お年玉やおこづかいなどをこつこつ貯めて、欲しいものを買えたとき、それまで、「あと何日、あと何日」と楽しみにしていた分、喜びが大きいからです。