高松山大文字

 高松山の大文字

夏の次は?

この写真は亀山南町内会在住の曾利光男さんからご提供いただきました

高松山の大文字は、全国でも珍しい行事で、高松山の勇姿を背にして、うす暗い初夏の夜空にクッキリと浮かび出る大文字の景観は、人々を神秘の境地に誘うものがあり、地区の人々にながらく親しまれております。(献灯は毎年5月の最終土曜日に行われます)

いつ頃からどのような由緒で、しかもなぜ『大の字』を表すのかなど、歴史的にもその辺の資料は残されていませんが、伝説的な一説によれば、可部全町に大の字形に焼け広がった大火があり、これは神の怒りに触れたものだとして、献灯をし続け、二百八十年余りの永きにわたって引き継がれ、保存されてきたものです。

神社の祭神は、火之迦具土神で「この神に祈るに、火を避けることをもってすれば必験あり」即ち火除けの守護神で、火の神様への信仰献灯であります。

山頂の「高松城跡」は、毛利元就に従って、広島城に移るまでの熊谷直時の居城であり、広島県の史跡に指定されています。眼下に拡がる太田川の清流と可部盆地の眺望は素晴らしいものがあります。                 大文字保存会資料より抜粋 

太田川鮎釣り解禁 

この写真も曽利光男さんからご提供頂いたものです