庚午雑感12
2011年2月8日 09時03分 [nakayonkai] 庚午新開の総工事費は明確な資料がないため推測するほかにないが、芸藩通志によると総反数は1149,475反でこれに要した経費は4万0081両と米117石18升であった旨記されており、小泉甚右右衛門手記によると竹田頼太郎の死亡の頃には2万両の予算で4万8000~9000両を費消していたという。
また、明治5年の庚午新開開拓方の精算書によると、米117石18升1勺7才、金1万5474両1歩2朱9分6厘という額になっている。(小泉家の記録)
その借り入れ銀の中には、地元資本ばかりでなく、大阪商人からの一時立て替え分も含まれていたようだが詳細は不明である。(小泉来衛談)
今の時価にしてみるといくらくらいの金額になるか見てみると単純に計算すると1両が10万円と考えると10億余りになりますね。
今の価格坪50万円したとして1反1億5000万円、大雑把に言って1000億円余りになりますね。