太陽の道
 世界全体でも特定の緯度線に特別の意味があるとされていて、東西に連なる幾つかの地点に共通の意味づけがされている。日本の「太陽の道」の緯度線に伊勢のお社が並んでいることは、ずいぶん古くから霊的な意味をもつ線として知られていたことが推定できる。
  太陽神を祀る伊勢神宮を原点として、北緯34°32′の東西線に実に多くの伊勢神社が祀られていて古来より尊崇されて来ている。しかし今では何故其の地に伊勢社が祀られているのか、意味も理由も判らなくなっている。古代人の常識が、情報錯乱の時代になって現代人には意味が不明となってしまっているのである。
 

  しかし太陽こそは太古も現代も人類だけでなく生物全体にとって、否太陽系・ 銀河系においても特別の意味をもっていることは言うまでもない。また「太陽の道」の線上に「日置(ヘキ)」の地名が多かったり、「戸木(トギ) はヘキ」や「伊勢木」その他の姓がある不思議さも書物に記載され知られてきている。
 特に当地 「三入(ミイリ) 」では、伊勢神宮の天照大神=卑弥呼に擬せられる「ひろしまの卑弥呼」が三入神社の鎮守の森の一部から「貝の腕輪」を左腕に嵌めたままの人骨として発掘されたのである。(何れも広島市文化財団が新聞に公表)
   お伊勢から西に続く太陽の道の線上に、広島県ほか各地に伊勢神社が造営されている。近辺では白木・亀山・飯室 ・ 筒賀に伊勢神社が並び、伊勢神社の名とは違っても天照大神を祀る有名な神社が何社も確認されているので ある。
       三入小学校の位置
    特に、北緯は「太陽の道」ずばり
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