お知らせ
こんにゃくつくりを取材しました
先日、湯来町名物のこんにゃく作りを、我が地区の伏谷地区でも有志の方が作られておるとのことで、
HP担当二人で取材しました。
場所は、大森神社前より白井の滝方面への道をさかのぼり、晝が原地区の森の中にありました。(*´∇`*)
責任者の山田光春さんと地元のご婦人数名で作られておりました。
はじめて工程を見学しましたが、素人には綿密な計算と労力が必要と感じましたが、
皆さんは、豊富な経験を詰まれておりますから、流れるように進んでゆきます。
こんにゃく芋1個の物を400g前後として4㌔を、こんにゃく玉80個ぐらいを作るとのことです。
・数回に分けて蒸してゆきます。一回の蒸し時間は20分ぐらいでしょうか!
・蒸した芋の表面の皮を取り除きます。 中々面倒そうです。
・ミキサーにて、何回にも分けて粉砕します。
・液状になったところで、桶に移し名水を少量ずつ加えながら固さを調整しつつこねてゆきます。
15~20分の工程でしょうか! この工程も大変で、ひたすらこねる感じです。
・こね終わったら、ふたをして30分前後寝かせます。
白い液状が段々堅くなり、艶が出てこんにゃく色に変わってゆきます。
ここもひたすら練り上げる感じです。昔は凝固剤として灰を利用したそうです。
練る時間は10分ぐらいでしょうか!
・ほぼ固まった頃、お椀で一定の分量を計量しながら、丸めてゆきます。
ここは空気がはいらないように手のひらで丸めて行きますが、やはり経験がないと上手く行かないようです。
・さァ~最後の前の工程のゆがく作業です。バッチリ50分だそうです。
灰汁が出ますので、ひたすら取り除きます。一鍋20個ぐらいですから、4回ぐらいゆがきます。
ほんと時間がかかります。
・ゆがき終わったら、冷水で冷やします。
・2個一袋を閉じ機で包装して、ラベルを貼って完成です。
●取材前は、大して時間もかからないように思っておりましたが、いざ取材しますと当然全工程を見学しましたから、時間がかかりました。
手作業では、採算の合う仕事ではないと率直に感じました。
それでも、皆さんがこんにゃくつくりをされておられるのは、おいしい湯来町の名産品の復活を目指しておられる
心意気と感じました。
なお、こんにゃく芋の農場は、湯来温泉奥の打尾谷地区の一画に在ります。
湯来町でも、同じ気持ちの方々が、何ヶ所かで作られておるやに聞いております。
取材後に、暖かいこんにゃくを刺身にして、からし、酢醤油でいただきましたが、いつも冷やしたものは食べて
おりましたが、暖かい物ははじめてでした。
おいしかった~~☆⌒d(*^ー゚)b グッ!!
最後にお土産まで戴き、恐縮の極みです。