お知らせ

JAZZLIVEinYUKI2011開催される
 東北関東大地震の復旧がようやく緒についた3月22日、サンピア湯来でジャズライブが開かれました。湯来町在住の司会兼ピアノの杉山ルミ子さんの”大震災の直後の今ライブなど自粛すべきとの声がありますが、私たちが被災者の方々を勇気つけないと日本全体が沈んでしまう”との言葉に感銘を受けました。
会場は近隣のジャズフアンで埋まり、主として日本を代表するベーシスト中山英二さんのオリジナル曲を中心に演奏されました。一流のアーチストのパフォーマンスを真近に見聴きすることは、この湯来地区ではめったにないことで、本物の持つ圧倒的な迫力に酔いしれました。
 JAZZがすきというだけの人間が軽々に感想を述べるのも気が引けますが、中山英二のベースには北海道の雄大さと孤高の男の寂寥感が心に響き、新進気鋭の中島心のフルートは清潔感あふれる音色に野性味いっぱいの若さを感じました。杉山ルミ子のピアノもベテランの味があり、軽妙洒脱なトークが素敵でした。
 事務局代表責任者の古澤さんがいっておられる”音楽は精神的な力であることをゆるぎない信念を持って確信している”の言葉を裏付けるような素晴らしいライブでした。これからも年二回程度は企画してもらえるよう期待しています。
個人的な好みを言わせてもらえれば中山オリジナルの”トマム”が最高でした。彼自身が何度も足を運んでいる北海道の湿地帯がテーマのようです。ベースソロで聴かせる技と魂の叫びがすごいと思いました。まさに本物です。最後に頑張れ東北、頑張れ関東、元気出せ日本。 
 
 
JAZZ LIVEの写真をアップしましたのでご覧ください。
  Jazz.pdf