湯来のみどころ

 
 *湯来町の位置を紹介をしてみます*
広島市西北に位置し、広島市と合併後佐伯区に編入されました。南と西を廿日市市、北西を安芸太田町、北に北広島町、そして東に安佐南区に囲まれ海抜300~350m前後の高地です。自然豊かで、冬は若干寒く雪も積もりますが、夏は大変涼しく、四季を肌で感じる、住みやすい良い町です。避暑地(*^▽^*)
湯来町から隣町の冬のスキー、夏の海水浴とレジャーには便利です!
ラジウム含有量が日本有数の湯来温泉、湯ノ山温泉が近くにあるのは、うれしいことです。佐伯区五日市の国道2号波出石交差点から県道41号を北上し(他にもルートはあります)、左に魚切ダムを見ながら、葛原(つずらはら)地区で、廿日市市、原から北上する国道433号と合流します。これがメイン道路になります。途中で、安佐南区の伴方面からの県道77号と合流し、白砂(しらさご)地区では廿日市市佐伯地区からの県道42号と合流してにぎわってきます。
道路はどの方面からも良く整備されておりますが、廿日市市からの国道433の整備がチョット遅れております。・・・が峠からの瀬戸内海の景色は絶景です。
メイン道路国道433は、沿道の名所を尋ねながら、湯来町のほぼ中央の旧町役場で突き当たり、水内川沿いに左に国道488を行きますと湯来温泉、吉和方面となります。
右折しますと国道433で、湯ノ山温泉、下水内をを経て太田川沿いの国道191号と合流して、加計、可部方面にそれぞれ行くことになります・・・・・
是非越しになってください。
 
  
       湯来町の自然 
水内川・・・
大峰山を源流として、奥湯来地区、湯来温泉地区、湯の山温泉地区、麦谷と町の中心部を斜めに縦断して大田川に注いでいます。延長22km平均幅20mの中規模河川です。淡水魚の生息にも適しており、鮎、アマゴ、ウナギ、鯉の稚魚が年間放流されています。
シーズンともなれば太公望の姿が見られます。支流には加下峡、石ケ谷峡等の名勝があります。六月、上・中流域では、蛍の乱舞が見られます。セキレイ、カワセミ、ヤマセミ、アカショウビンなども運がよければ見ることができます。
伏谷川・・・
水内川の支流で、東郷山を源流として伏谷地区を北上し、和田地区で水内川に合流しています。
源流には白井の滝があります。この川でも蛍を見ることができます。
八幡川・・・
南部の大山地区、鷹巣山付近を源流として川角地区を経由し魚切ダムに注いでいます。
瀬戸内海に注ぐ下流部は特に野鳥の宝庫として有名です。カワセミ、サギ類、カモ、鵜、運がよければヤマセミも見ることができます。上流部は蛍の穴場です。
石ケ谷峡・・・  
場所:菅沢、水内川の支流石ケ谷川 広島県指定の名勝地で、菅沢の石ケ谷川入り口から300mの観音堂沖の黒淵から約7kmの渓谷です。谷幅は狭く、花崗岩の巨岩が散在し、その間を清流が流れています。谷璧は急斜面で岸壁が多く、名号岩、日和見岩日輪、月輪、天狗岩、こうもり岩、屏風岩などの奇岩があります。遊歩道が整備されており、四季折々の風景を楽しむことができますが、車は入り口付近で降りたほうが無難です。急流、滝も随所にあり、夏の避暑地として楽しまれています。
加下峡・・・
場所:水内川の源流部、本多田橋から岩井谷川入り口までの約3.2kmの渓谷。春から夏にかけては深緑、秋は紅葉の美しさが一段と映えます。吉和に通じていますが、道幅が狭く、カーブも多いためドライブには注意が必要です。
多羅多羅の滝・・・
場所:和田地区、水内川の支流、夜無谷川 国道433号線和田、YMCAみのち学荘裏から遊歩道を約400m歩いたところにあります。平常は水量が少なく、岩肌を伝って「たらたら」と流れ落ちるのでこの名前があります。水量が増すと三段の壮大な飛瀑に変わります。高さ10m~26mが3段。
白井の滝・・・
場所:国道433号線伏谷、東郷山登山道入り口から2km 岩肌に白線を引くように流れるこの滝は、約200年前、岡民山の「都志見往来日記」に記されているほど著名な滝です。高さ16m
龍頭の滝・・・
場所:国道433号線水内乙出から天井龍谷林道を入り、天井山登山道を数百m登ったところ、登山口から徒歩20分美しさは町内で一番の名瀑といわれています。
真昼でもフラッシュがいるほどの薄暗さは神秘的な幽遠さを感じさせます。高さ16m
明神滝・・・    
場所;多田、水内川の支流郷ノ実川県道本多田佐伯分岐より、国道488号線を吉和方面に500m進み、林道を300mの橋梁から900mのところ、橋梁より徒歩10分周囲はそそり立つ岸壁、樹木が茂って薄暗い環境の勇壮な滝です。
昔滝の上流に、こうのみという里があり、そこに厳島明神様が滞在されたので明神滝と呼ばれています。高さ30m
天上山・・
海抜972.6m 筒賀の竜頭峡から入るルートと湯来町の天上龍谷林道からのルートがあります。滝や巨木の数が多く、涼感をたっぷりと楽しむことができます。
大峰山・・・  
海抜1039.8m 山頂からの展望は圧巻で北側には十方山や吉和冠山など芸北の山々が屏風絵のように連なっています。南には瀬戸内海も見えます。  
東郷山・・・
海抜977.4m 山腹に幹周囲20mの四本杉があるので有名です。大森神社側から上れば、白井の滝も見ることができます。
湯来冠山・・・
海抜1004.4m 湯来温泉のそばの山で、静かな登山を楽しむことができます。        山頂は東と南方向が少し開け、大峰山方面が展望できます。
阿弥陀山・・・
海抜837.1m 山頂からは眼下の伏郷や北東の東郷山、東の寒山、窓が山南の大峰山が展望できます。
天然記念物鍋石の甌穴、湯来町天然記念物(甌穴)・・・ {平成2年3月17日指定]
所在地:伏谷、下伏伏谷川の河底の花崗岩に形成された甌穴です。この釜型のくぼみは河底の岩に小石が流れ込み、長い年月をかけて水流と一緒に回転しながら周りを削ってできたものです。昔から干ばつのときの雨乞い進行の場として使用されました。
四本杉 湯来町天然記念物(巨樹)・・・ [平成16年11月25日指定]
場所: 和田・東郷山、樹名杉、東郷山の北斜面850mの標高に生育しています。
樹齢推定500年 胸高周囲11.5m、根回り14.8m、樹高46mで広島県内最大級です。
地上3.6mで4本に分かれています。平成12年4月に林野庁より「森の巨人たち100選」に選ばれました。
栗屋郷のトチの木、湯来町天然記念物(巨樹)・・・ [平成16年11月25日指定 ]
 場所   多田 大畑 栗屋郷川沿い  樹名 トチ 吉和との境界を流れる水内川の支流栗屋郷川に沿って色梨林道を約800mは行ったところ  胸高周囲 6.1m 根回り約10m 樹高約25mで県内第2位のトチの巨樹です。近くに第3位のトチの木があります。
久日市のムクロジ・・・ 湯来町天然記念物(巨樹) 平成16年11月25日指定
場所:下久日市 大歳神社境内(元JR可部線水内駅の北側)樹齢推定300年余 胸高周囲4.5m根回り約9.5m 樹高約30m  
ムクロジの実は、昔は「羽根突き」の羽の錘に利用し、果皮は石鹸として代用されていました。県最大級で幹に損傷も無く樹勢も旺盛です。
重光神社のカヤの木・・・ 湯来町天然記念物(巨樹) 平成16年11月25日指定
場所: 白砂重光 重光神社内
樹齢推定450年余 胸高周囲 3.7m 根回り4.8m 樹高約20m重光神社は延久年間に創建されたと伝えられ、神木として育てられたものと思われます。このカヤの木は四方に枝を張り、樹勢も旺盛です。
荒神のシデ・・・ 天然記念物(古木樹)
場所: 多田 打尾谷樹齢推定400年余 胸高周囲 3.7m 樹高約20m荒神神社にまつわる由緒ある古木 平家の落ち武者狩屋彦左衛門が神のお告げによりこの木下に社殿をつくり「早郷の神」として祀ったという伝説があります。古持のヤブツバキ・・・ 天然記念物(古木樹)  樹名 ヤブツバキ 
場所: 麦谷 大歳神社境内 樹齢推定300年 胸高周囲 7本それぞれが1m前後  根元幹の周囲は3.2m 樹高約10m  広がり四方に10m春桜の開花ごろには花をいっぱい付け、蜜を求めて小鳥たちが集まってきます。
恵下谷のモミ・・・ 天然記念物(巨樹) 樹名 モミ
場所: 和田 樹齢推定300年  胸高周囲 5.2m 樹高約35m 四本杉に次ぐ巨樹です。地上7mで二本に分かれています。
大山のヒノキ・・・天然記念物(名木) 樹名 ヒノキ
場所: 白砂大山 八雲神社境内 樹齢推定300年 胸高周囲約35m 樹高約30m 神木として管理されている名木。十数mのところから幹が二本に分かれ勢いよく伸びています。
湯の山のシダレザクラ・・・ 天然記念物(名木) 樹名 シダレザクラ
場所: 和田 湯の山
大森八幡神社
場所:伏谷 建立が西暦587年の伏谷地区の氏神として親しまれています。境内に大森神楽団の神楽殿があります。 いかがでしたでしょうか