8月豪雨の状況と避難判断をする為の雨量調べ


お盆前の8/11から停滞した前線で、山本地区も記録的な大雨による土砂災害がありました。
その折は”避難指示”があり”山本小学校に避難所が開設”され、・自主防災会・連合自治会・畑組自治会・山本社会福祉協議会 の役員の方々、及び 
他にも多くのボランティアの方々に献身的なお世話を頂きました。
応急の復旧は進みましたが、今後同類の豪雨に対処できる工事が必要であると考えられます。

今回の豪雨に対し「山本学区自主防災会連合会」から ”多方面のデータ纏め” を頂きましたので以下のとおり紹介します。

【 山本の雨量と山本小学校避難者の推移をグラフで示しました。時間雨量は、8/12 90031mm/Hが最大で決して激しい雨ではありません、
  しかし、8/25までの総雨量は760mmを超え県内1番でした。グラフから言えることは、避難指示が出ているにもかかわらず行動を起こすタイミ
  ングの難しさ
です。
  8/14は土砂災害が発生しその危険を認知しての自主避難、8/168/17は危険エリアを特定し重点的に避難を呼びかけた。その傾向が数に表れてい
  ます。
  一方、土砂災害が発生した8/14 10:00頃までの積算雨量は457mmに達しており、今回の雨では少なくとも400mm までに避難を終えておくべき
  推測されます。】

これらの経験値を参考に是非早めの避難行動が実行されることを希望します。

              積算雨量・・・一定期間の雨量を足したもの  累加雨量・・・降り始めから雨量を足したもの

                 (祇園山本の場合24時間雨が降らなかったとき0からスタート)

     

 


    

 ★ 降雨量の調べ方
    土砂災害を引き起こす雨。幸いにも山本には「祇園山本」の雨量観測点が身近にあります。そのデータはパソコンスマホで簡単に見る
    ことができ、時間雨量で現在降っている量、累加雨量で降り始めからの雨量が分かります。
自分が住んでいる場所の危険度を知るため
    「祇園山本」の雨量データを検索し、命を守る早めの避難行動に活かしましょう