わがまちについて・・・・・畑賀の四季と行事を見てみましょう




         わが町の概要と取り組み        
                

ばくち岩:ふれあい登山
 

畑賀町
(はたかちょう)は、広島市安芸区の北部に
位置し、田んぼや畑がそこここに見られる田舎の
風情の残った
緑豊かな町で、人口は約4000人です。

        
   以前は畑賀村でしたが、昭和31年に畑賀村・中野村・瀬野村が合併し、瀬野川町になり
   昭和48年に広島市と合併し広島市安芸区畑賀町(及び1丁目~3丁目)になりました。
   町の三方は畑賀三山(北に呉娑々宇山ごさそうざん、東に蓮華寺山れんげじやま、西に日浦山ひのうらやま)に囲まれています。
   また、畑賀三山のほか、水谷峡みずたにきょう中須賀神社なかすかじんじゃ品秀寺ほんしゅうじ、空海の開いた蓮華寺跡れんげじあとなど、
   多くの名所、旧跡のある
文化の町でもあります。
   町の中央には清らかな畑賀川が流れ、初夏の頃には蛍の乱舞する姿が見られます。
 
 わが町では、季節ごとの「恒例行事」「伝統行事」、町民の「安全・福祉」、
  「ふれあいの場づくり」、
町内の 「清掃活動」、及び「行政との対話」、
  等々の事業を行い、一層住み良い町になるよう、取り組んでいます。
   
総人口:3.972人  世帯数:1.795戸  男性:1.986人  女性:1.986人 
(令和 3年12月末現在)
 


春・・・・・

は、新緑に蔽われ、山桜が咲き乱れる。4月中旬には恒例の町をあげて行われる
町民運動会が開催されます。水温み畑賀川では鮠(はや)が活発に動き始める。
せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ(春の七種)は近くで
いつでも手に入れることができます。朝は小鳥(すずめ、めじろ、せきれい、かわせみ、
うぐいす、もず、ほおじろ、しじゅうから、ひよどり等など)の囀りと飛来で目覚めます。

 「畑賀学区運動会」   第33回畑賀学区運動会開催(平成26年4月13日)
畑賀学区運動会は、一般競技と各町内会対抗の競技があり総合得点により順位をつけています。
また、応援(声援)のよかった町内会には、応援賞も出ます。
 本年度は、朝から雨が降っていましたが、途中まででもやろうと運動会を強行しました。
競技は少ししかできませんでしたが、点数もつけて成績発表されました。(優勝:奥畑町内会)
傘を持ったりカッパを着たりの人で運動会らしくはなかったのですが、けが人もなく無事終わりました。
やはり運動会は、晴天のもとでやりたいですネ!! 

 2014 畑賀学区運動会の動画はこちら
 2013 畑賀学区運動会の動画はこちら




夏・・・・・

 夏は、川のせせらぎの微かな音が心を和ませます。5月中旬から6月中旬にかけて畑賀川で蛍の乱舞が見られます。
広島市近郊の蛍の里は隠れた観光スポットといえます。8月始めには50年以上の歴史と伝統を誇る夏祭り・盆踊り
大会が開かれます。「きそん」「炭鉱節」は戦前から続く貴重な郷土文化の一つとなっています。
 

 畑賀夏祭り」・・・平成28年度 第64回  7月30日(土) 場所 : 畑賀小学校グラウンド
     
施設の都合で、7月の開催になりました。でもこの時期らしい暑さで、準備にも汗いっぱいでした。
夕方の4時頃から各町内会が出店の準備に追われ6時には小中
学生対象のビンゴゲームと
消防団の寸劇で始まり、7時から開会式が行われました。

和太鼓、ジャザサイズ、ヒップホップダンス、畑賀神楽、盆踊り(きそん、炭坑節)と続き
最後にお楽しみ抽選会がありました。

 安芸消防団女性隊員による寸劇と歌で、地震、火事、津波などの災害から
 身を守る方法を教えてもらいました。同時に
消防団員募集の幟で加入促進されました。
 今回、初めて、『ヒップホップダンス』を披露され、そのリズムと動きに乗せられました。
 畑賀神楽では、新作の「恵比寿舞」が披露され楽しませてもらいました。

 

秋・・・・・

秋は、 紅葉の季節です。山々は紅葉し、里では彼岸花が咲き乱れます。晩夏の昼間は“つくつく法師”が鳴き、
初秋の夕方から夜にかけて騒がしく“くつわ虫”が集きます。柿や栗といった秋の味覚はもとより、はぎ、ききょう、
くず、おみなえし、ふじばかま、すすき、なでしこ(秋の七種)も簡単に手に入れることができます。

 恒例の秋祭りは10月の始めに行われます。本郷神楽(現在は畑賀神楽と名称変更)、為角獅子舞の活動舞台となります。
この神楽は子ども神楽で毎年、
中須賀神社に奉納されます。
 また、調子のいい節回しの笛と太鼓に合わせて踊る獅子舞の姿はとても印象深く、独特の風合いをもっています。
毎年2日間かけて全町内の家々を廻ります。
 

 

 「秋祭り を、中須賀神社で行っています。(秋季例大祭)
続きは、
名所・旧跡の中須賀神社の項へ進んで下さい。


2014 畑賀 秋季例大祭の動画はこちら
2013 中須賀神社 秋祭りの動画はこちら
2013 畑賀神楽(八岐大蛇)の動画はこちら 

畑賀神楽を奉納(牛若)

みこしが町内を回ります(影町内会・他)

中須賀神社の神輿が馬場を一周


 「ふれあい畑賀は、小学校の児童と地域のふれあいの場であります。
ゲームや竹細工、即売、バザー、展示コーナー等で地域の人達と交流しています。
 
平成24年11月4日・・・・・平成24年度で第26回となります。
 本年度は、授業参観をなくし各学年ごとで研究や音楽の学習発表会をしました。
リコーダーの演奏や戦争時代又は原爆投下の歴史、ホタルの勉強、などいろんなジャンルの発表
を大勢の前で、大きな声をだし元気いっぱいの発表でした。
 特別活動で、音楽クラブと神楽クラブの発表もありました。バザーでは、児童やPTA OB会が
作った米の餅も販売され好評でした。水鉄砲を作るコーナーでは、老人クラブの人と一緒に竹を
切るのを手伝ってもらいながら作っていました。
 2013-11-17竹ぽっくり作り 2013-11-17餅つき販売

冬・・・・・

は、各単位町内会で、伝統のある「亥の子祭り」「とんど祭り」も各地で行われます。
正月には、午前0時になると、「中須賀神社」の太鼓と「お寺(品秀寺)」の梵鐘で始まります。町民はこれを合図に
三々五々初詣を開始します。また、日の出に合わせて「呉娑々宇山」に登り“初日を見る会”をします。


 亥の子いのこ祭りも町内各地で行われる行事の一つです。子どもの健康と各家の繁栄を願って行われる
このお祭りは、子沢山の猪に因んで始められたと伝えられています。

 この行事の囃し歌「♪ い~のこいのこ、い~のこ餅ついて祝わんものは、鬼産め(おにうめ)蛇産め(じゃうめ)、
角(つの)の生えた子産め(こうめ)、やーさんの尻をゆでゆでたれて、またよっさ~い、またよっさ~い、こ~れのこれの
〇〇さんに嫁をとって繁盛せ~繁盛せ~♪」は、多少の言葉の変更はあれ現在も受け継がれています。
  
 亥の子飾りのようす 
亥の子完成
 

 とんど祭りは、町内の各地区で行われる冬のお祭りの一つです。竹とわらを使ってやぐらを組み立て、その中に
古木や木切れを入れます。中心部には十数メートルの太く長い竹を、枝をつけたまま立てて固定します。

 周りを三重、四重に藁で作った袴を巻きつけます。枝々に、様々な願い事を書いた和紙を取り付けこの櫓に火
をつけ一気に燃やします。櫓は大きな炎となって高く舞い上がり、とても壮観です。

これで願い事がかなうと言われています。残り火を使って餅を焼くのが恒例となっています。

残り火でお餅を焼いています



畑賀の町の1年間の四季折々のほんの概要を述べてきましたが、私たちの町「畑賀」は福島正則(1561~1624)
による検地(1600年頃)の時代に誕生した
長い歴史をもった町(村落)です。伝統文化と多くの遺跡と豊かな自然に
恵まれた「畑賀」の町に是非一度足を運んでみて下さい。  (末田記)