江戸時代、東照宮に祀られる徳川家康没後50年毎に行われた、重量200貫(約1トン)、担ぎ手 50人の大神輿1基を中心に、広島を代表する祭りとして賑わった大行列。文化12年(1815年)の 第4回目を最後に、明治維新、第一次世界大戦、原爆を理由に途切れたが、平成10年の広島 東照宮創建350年に神輿行列を斎行、約5万の人の観客で賑わった。 そして、平成27年の徳川家康没後400年を機に、200年振りとなる正式な「通り御祭礼」の復興 が決定。 今回の行列には子供歌舞伎が行われる山車、高さ4メートルを超える花車、麒麟獅子舞、田楽団、 長槍隊、鉄砲隊、弓隊、神馬、楽人など約500人が参加する。 (広島神輿行列「通り御祭礼」実行委員会、中国新聞社 発行パンフレットより) 《撮影:HP委員 東1丁目 瀧口、掲載:2015/10/15》