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地域に愛着を育てる大町かるた、すごろく

 

大町地区は、各種交通手段が比較的近くに揃っている交通の便利な立地にあり、マンションが増えるなど新しく移り住んで来た方が多数いらっしゃいます。地域に古くから住んでいる方と、移り住んでこられた方々の交流の機会を増やすきっかけとなることを目的のひとつとして、大町学区では平成21年度に「大町かるた」、平成22年度に「大町すごろく」の初版を製作しました。

 初版では、かるたは手作りの10組だけだったので十分な普及には至りませんでした。また、すごろくについてもいくつかの見直したいことがでてきましたので、改訂版の制作の検討を進めたところ、広島市民児協からの助成を受けることができ、平成27年度にかるた、28年度にすごろくの改訂版を発行することができました。

  ~かるた~

かるたづくりでは、地域に長くお住いの10数名の方々と民生委員児童委員が一緒になり、地域の昔話に花を咲かせながら改訂に取り組みました。
・記憶の風化を防ぐ思いを込めた土砂災害の札や、初版以降に新たに判った情報を盛り込んだ札を何枚か新作しました。

・改訂版でも初版同様に、絵札には安佐南中学校の美術部の生徒さんが描いた絵を使用しました。

250部作成し、社協の協力により一部を地域の公共的な施設に無償で提供し、残りは希望者(大町小PTA50部を含む)に原価で領付しました。

・これらを使って、かるた大会

地域を知っていただくきっかけになっているようです。

                                                              
                                           かるた                    すごろく
 ~すごろく~
「かるた」では地域のよもやま話を知ることができましたが、かるたで紹介した場所がおおよそどのあたりにあるのかを楽しみながら知っていただくことを願い、「すごろく」を作成しました。
A1版。56人程度で遊ぶとちょうど良い大きさとなっています。

・スタートが大町保育園、ゴールが大町小学校となっており、途中、交番で道を聞いたり、山に登ったり、JRに乗ったりするなどのポイントがちりばめられています。

・改訂版では、災害時の避難場所や、砂防ダムの印などを加え、防災面の意識を高めていただく工夫をしました。また、小学校の英語科の導入も視野に入れ、施設名には英語表記も加えました。

100部製作し、かるたと同様に地域の公共的な施設に配布しました。

・すごろくとして遊ぶだけでなく、各所に掲示していただき、まちの地図としても有効に活用していただいているようです。

  かるたは製作した全部の領付を終えましたが、すごろくはまだ残部が有ります。1部○○円で領付いたしますので、ご希望の方は最寄りの民生委員・児童委員またはこちらまでお問い合わせください。

                         (大町地区民生委員児童委員協議会 会長)

                                                                
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民生委員児童委員ってどんな人?           
 
 ◎福祉・子育てに関する相談相手です
  ●厚生労働大臣から委嘱され、個人の人格を尊重し、秘密を守ることが法律で義務付けられています。
  ●法律に定められて、地域の人を支援しています。
   (民生委員法・児童福祉法)
  ●全国で約23万人の民生委員児童委員が活動しています。
   (一部の児童委員は児童に関することを専門的に担当する「主任児童委員」がいます)
  ●福祉の専門職や実践者などとともに協働し、支援しています。
            
 大町民生区民生委員児童委員協議会は 
  地区担当民生委員児童委員が16名
  主任児童委員(主に子どもに専門的に関わる)2名で、皆さんの相談、支援を行っています。