
下地の氏神様である菅原神社は、旧称尾首天満宮、通称「もりさん」と言い、祭神は菅原大神で、由緒、
勧請年代共に不詳です。安芸の国の守護武田家の長臣伊藤某が、此地に居住したときに勧請したと
伝えられています。境内社として祀る稲荷大明神があります。
本殿は、昭和49年に再建され、稲荷神社も、菅原神社再建時に移されたものです。
神社は地域の人だけでなく近隣の人からも「もりさん」と親しみを込めて呼ばれています。秋には隔年
ですが、お祭りの前夜祭として夜神楽もあり、子ども会や地域の有志による出店もあり、とても賑やかです。
また、下地の自慢として取り上げたいのが、お宮の直ぐ上の広場にある桜並木です。地域の人が一人で
世話をされ、春にはとても美しい桜が咲きます。お陰で遠くまで出かけなくても近くで花見が楽しめます。
又お宮の周辺には、梅雨時になると色とりどりの紫陽花が咲きます。これまた見応え十分です。